
併せて、「私たちはいったいどれくらい環境へ負荷をかけているのか」を知るべく、経済産業省委託事業である製品グリーンパフォーマンス高度化推進事業に参加しました。その指導の下でLCA(Life Cycle Assessment)を実施しました。

印刷工程において、IPA(イソプロピルアルコール)等の有害物質を含む湿し水を使わず、刷版制作工程では、有害な廃液が発生しない「環境に配慮した」印刷方式です。

このマークは協会員が水なし印刷方式で印刷した製品にのみつけられます。
WPA http://www.waterless.org/
日本WPA http://www.waterless.jp/


大栄サービス株式会社 様CSR 報告書
水なし印刷・Non VOC インク・
森林認証紙を使用


ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment)の略。製品やサービスについて資源の採取から製造、使用、廃棄に至るまでを環境の観点(地球温暖化や資源消費など)から詳細に分析・評価する手法です。


弊社の特長でもある小ロットの水なし印刷、その中でも力を入れている既製封筒への水なし印刷における環境負荷を把握するためLCA を実施しました。また、この結果を用いて今後弊社が取り組み可能な、より環境負荷を軽減できる方法を検討しました。


LCAを実施することにより、長3封筒2,000 枚のライフサイクルにおける温室効果ガス排出量は、CO2 換算で53.2 kg であると分かりました。また、全工程の中でも、版の製造や紙・封筒の製造等社内工程以外の部分での環境への負荷が大きいことも分かりました。

